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今だからこそ、この本 6月22日更新
日本と日本人論

書名 NO. 著者名(編者、監修) 出版元 価格
中空構造日本の深層(文庫版) 0062 河合隼雄 中央公論社 571円+税
発行日 書評者名 評価 掲載日
1999年1月18日 加茂 ★★★★★ 2001年7月12日

書評リンク

計6リンク
●サイト“地域デザイン研究会”にある悠々録には、この本の評価が!●言わずと知れた松岡正剛氏の千夜千冊の141夜にもこの本の紹介が!かなり詳しい分析なので是非、読まれることをすすめたい!●日本経済新聞の中谷厳の書評も好評価!●サイト“言語学のお散歩”では、子育てコーナーにある“父性の創造”でこの本と取り上げ、父性について詳細な論を展開!●この父権創造論への反論も一応、紹介しておきます。●サイト“Noise in the NightSky”の漂空日誌の1999年4月1日にもちょっとした感想が!
精神医療の第一人者である河合隼雄氏による優れた日本文化論!その見識の深さに脱帽ものです。近年読んだ日本論の中では秀抜!!是非、多くの方に読んでもらいたい一冊です。 関連情報:■個人ファンのサイトにある河合隼雄氏の著作リスト■創元社のサイトにある河合氏のプロフィール紹介コーナー、著作リストも。■講談社から出版されている『河合隼雄を読む(対談集)』では、この本についての吉田敦彦との対談を読むことができる。●この本での河合氏の論とLコールバーグの主張を対比し、“母性社会日本における道徳性の発達”を論じる杉本裕司の論は、熊本大学付属図書館のサイトにある文学部論業で読むことができる。●サイト“林道義のホームページ”では、この本に触れ、CGユング研究として、“河合隼雄のシンボル解釈への疑問”を展開している。林道義氏は、同サイトで河合氏を父性無き教育論として、批判してもいる。

著者略歴:1928年,兵庫県に生まれる。専攻・臨床心理学 教育学博士 国際日本文化研究センター所長,京都大学名誉教授 臨床心理学者,心理療法家として著名。1952年,京都大学理学部を卒業。卒業後,高校教師になるが 教育問題を契機に心理学を志し,京都大学大学院,カリフォルニア大学留学を経て,1962 年から3年間,スイス・チューリッヒのユング研究所で学び,日本人で初のユング派分析 家の資格を取得する。
その後,京都大学教授,国際日本文化研究センター教授を歴任し,日本におけるユング派 心理療法を確立した。1995年に紫綬褒章を受章。なお「日本ウソツキクラブ」を創設し, 現在も会長の要職にある。

著書:上記、関連情報コーナーの各サイトを参照してみてください。


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